株価・外為
衆院選与党多数で大幅続伸 東証、一時700円超高 1カ月ぶり高値
週明け1日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。衆院選で与党が国会運営を主導できる絶対安定多数を上回ったことで、安定政権継続への期待から買い注文が膨らんだ。上げ幅は一時700円を超え、約1カ月ぶりの高値を付けた。
衆院選で自民党は公示前から議席を減らしたものの単独過半数を獲得したほか、連立を組む公明党も議席を伸ばした。選挙期間中は自民の苦戦が予想されていたが、選挙結果を受けて当面の政局不安が回避され、経済対策が前進するとの安心感が広がった。
前週末に米ダウ工業株30種平均が過去最高値を更新したことも投資家心理の支えとなり、朝方から幅広い銘柄に買いが入った。