【よむベトナムトレンド】酒市場 関税緩和で外資に追い風 (1/2ページ)

2014.6.18 05:00

ペルノ・リカールの「アブソルート・ウオツカ」。TPPで輸入量が増加する可能性も指摘される(ブルームバーグ)

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 2013年、蒸留酒・醸造酒類の売り上げは合計約5億ドル(約510億1500万円)に達し、05年と比べて1.8倍に大きく増加した。それぞれ内訳をみると、蒸留酒のうちウオツカが半分以上を占め、醸造酒類ではワインが60%以上を占めている。

 ◆日本から輸入急増

 蒸留酒は主に中国、香港、シンガポールから輸入されており、醸造酒類については、歴史的に高い競争力を持つフランスとイタリアが多かったが、近年では米国、チリなどの新興市場からの輸入量が徐々に増加している。

 酒類の日本からの輸入額は05年の30万ドルから13年には270万ドルに急増し、人気は年々高まっている。だが、なお市場に占める割合は非常に小さい。

 数量ベースでみると、蒸留酒ではHanoi Liquor(Halico)、醸造酒類ではThang Long Liquorが代表的な企業である。Halicoは1955年に設立され、国内で最も人気がある「Volka Hanoi」を生産し、12年には蒸留酒市場シェアの51%を占めた。一方、醸造酒では、最大手のThang Long Liquorのシェアが23%。過半数のシェアを獲得している企業はない状況だ。

 売り上げベースでは、両社のシェアはそれぞれ全体の約20%、約3~4%と小さくなる。これは外国製品の価格が国内製品よりも平均約3~4倍高いためだ。輸入された高価な酒類は、主に都市部の高収入層や旧正月等の特別なイベント時に消費される。

 外資の主要プレーヤーは仏ペルノ・リカール、英ディアジオである。ペルノ・リカールは醸造酒類・蒸留酒の両方を扱い、「シーバス・リーガル」「アブソルート・ウオツカ」など、世界的なブランドで有名だ。

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