そんなこんなで車に乗り込み、目的地に無事到着というわけですが、支払いは事前に登録したクレジットカードから引き落とされるので、これまた便利です。アプリには利用料金が記された領収書も届きます。
料金はタクシーよりやや高めながら、タクシーと違って、料金は運転手が決めるので、日時や繁忙期で変わるなど柔軟に対応しています。運転手はウーバー側に“顧客仲介料”として乗車料金の何%かを支払います。これがウーバー側の収益源です。
ちなみに日本でも昨年11月から東京で試験運行が始まり、今年3月から六本木などで本格サービスが始まっていますが、日本と違って欧米では、ウーバーが配車するのがタクシー免許を持たない人が運転するハイヤーとあって、大問題となっているわけです。
6月11日付英紙ガーディアン(電子版)など、欧米主要メディアが一斉に伝えましたが、タクシー運転手たちによる大規模な一斉抗議デモはこの日、ロンドン、パリ、マドリード、バルセロナ、ベルリン、ミラノ、ローマで展開されました。