比 自動車産業発展計画を策定 部品製造から組み立てまで包括 (1/2ページ)

2014.7.24 05:00

 新車販売が好調のフィリピンは、新しい自動車産業の発展戦略の構築を目指している。フィリピン自動車工業会(CAMPI)によると、今年上期(1~6月期)の新車販売台数は前年同期比24.9%増の10万8957台で、半期としては初めて10万台を突破した。自動車市場が拡大するなか、高付加価値分野の製造業の拡大を目指す政府は、自動車産業の発展計画を9月までに発表する方針だ。現地経済紙ビジネス・ワールドなどが報じた。

 昨年、フィリピンは新車販売台数21万台のうち、現地組み立ては8万台にとどまり、大半が完成車の輸入だった。また、部品などを製造する裾野産業の成長も遅れているため、現地組み立ても自動車1台につき2000~3000が必要とされる部品の現地調達率は20%程度だという。

 CAMPIのグティエレス会長は、ある車種1台をフィリピンで生産する場合、部品の輸入費用などがかかるため、タイで生産するよりもコストが2000ドル(約20万3000円)割高だと指摘。「国際競争に勝ち抜くためには、単にこの差を埋めるだけでは足りない」と述べ、政府の新しい計画に期待を寄せた。

 同国政府はこうした状況を踏まえたうえで、生産拡大を目的とする投資に対する税制優遇措置などを盛り込んだ計画を策定中。ドミンゴ貿易産業相は「部品を現地生産すれば当然、生産コストは下がる」と述べ、新計画が部品製造から組み立てまで、自動車産業全体を包括した内容になると明かした。

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