比 アキノ空港の混雑緩和 第3ターミナル全面供用開始

2014.8.5 05:00

混雑するアキノ国際空港の搭乗手続きカウンター(ブルームバーグ)

混雑するアキノ国際空港の搭乗手続きカウンター(ブルームバーグ)【拡大】

 フィリピンの空の玄関口であるニノイ・アキノ国際空港は、過密状態が続いているが、混雑が緩和されるもようだ。同国運輸通信省によると、部分的に運用されていた第3ターミナルが8月から全面供用となった。当初の開業予定だった2002年から12年遅れて、ようやくフル稼働にこぎつけた。引き続き、現在、第1ターミナルの改修工事も進められている。現地紙マニラ・タイムズなどが報じた。

 アバヤ運輸通信相によると、8月から米デルタ航空をはじめ、シンガポール航空、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空など運航便数の多い外資系5社が第1ターミナルから第3ターミナルに移行。それに伴い、第1ターミナルの旅客数は、現在の年間800万人から適正収用数とされる450万人まで半減し、混雑が緩和される見通しだ。

 第3ターミナルの総工費は約4000万ドル(約41億円)で、日本の竹中工務店が工事を請け負った。1997年に計画が承認され、02年に開業予定だった。しかし共同企業体のフィリピン・インターナショナル・エア・ターミナルと同国政府との間で事業契約に関する訴訟問題が生じたことなどにより工事が遅れ、08年の一部開業にとどまっていた。

 昨年の同空港利用者数は約3200万人で、収容能力の3000万人を上回っている状況だ。マニラ首都圏の年間航空旅客数は20年には5000万人に達するとも予測されており、フィリピンは大規模な空港インフラ整備が喫緊の課題となっている。(シンガポール支局)

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