大阪ビジネスパーク、“ゴーストタウン”脱却へ逆襲 ライバル台頭で危機感 (1/4ページ)

2014.8.25 06:50

 大阪城公園に隣接するかつての再開発地域、大阪ビジネスパーク(OBP、大阪市中央区)が“逆襲”に転じている。オフィスビルやホテル、商業・文化施設が立ち並ぶ従来イメージを転換し、大学のサテライトキャンパスや病院、高級マンションも立地する複合都市として再生を目指しているのだ。複合ビル群、グランフロント大阪(同市北区)や超高層ビル、あべのハルカス(同市阿倍野区)などが相次ぎ開業し、土地所有企業などの空洞化への危機感は強く、復権に向けテナント誘致や集客力の向上を進める。(南昇平)

 天守見下ろすマンション登場か

 OBP域内の土地を所有する住友生命保険や竹中工務店、KDDI、MID都市開発などでつくる開発協議会事務局によると、協議会は9月、大阪市に新たな建築協定を申請する。建築物の用途について、従来のオフィスビルや商業・文化施設などに教育、医療、居住施設を追加する考えで、具体的には大学のサテライトオフィス・キャンパスや病院、高級賃貸レジデンス(マンション)を想定。OBPは大阪城の北東に位置しており、南向きバルコニーから大阪城を見下ろすことができるマンションも可能だ。

グランフロントやハルカスが相次ぎ開業

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