フィリピン、インフラ遅れ伸び悩む観光 14年外国人旅行者650万人の目標届かず (1/2ページ)

2015.1.21 05:48

フィリピン中部アルバイ州の飛行場で航空機に搭乗する乗客たち。同国は空港などの整備が遅れ、観光業が伸び悩んでいる(ブルームバーグ)

フィリピン中部アルバイ州の飛行場で航空機に搭乗する乗客たち。同国は空港などの整備が遅れ、観光業が伸び悩んでいる(ブルームバーグ)【拡大】

 フィリピンはインフラ整備の遅れなどが原因で観光分野が伸び悩んでいる。同国の観光省は、2014年に同国を訪れた外国人旅行者数が500万人(推定)となり、13年の470万人から30万人増加したものの、政府が観光開発計画で掲げた目標の650万人に届かなかったと発表した。現地経済紙ビジネス・ワールドなどが報じた。

 14年の観光収入は47億ドル(約5552億円)で13年から3億ドル増加し、目標の46億ドルを突破したもようだ。観光開発計画は、15年の目標を外国人旅行者数860万人、観光収入57億ドルに設定。16年に1000万人到達を目指すとしている。

 政府系のフィリピン観光促進委員会の幹部は、同国への旅行を希望する外国人の数はすでに1000万人を超えるとした観光省の調査結果を引き合いに「希望者がフィリピンを訪れないのは手段がないからだ」と述べた。空港をはじめとする輸送インフラ整備の遅れが伸び悩みの要因とする見解だ。

 政府は雇用創出が期待できる観光分野の育成に注力するとしており、マニラ首都圏を中心にインフラ整備を急いでいる。空港では14年1月から進めている総工費14億4000万ペソ(約38億円)のニノイ・アキノ国際空港第1ターミナル改修工事が今年4月に完了する。高速道路では「スカイウェイ」第3期工事(総工費266億ペソ)が17年4月までの完了を目指す。

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