印 粗鋼生産、15年度世界2位 インフラ開発で需要増予測

2015.1.23 05:00

インド西部マハラシュトラ州の鉄鋼生産施設(ブルームバーグ)

インド西部マハラシュトラ州の鉄鋼生産施設(ブルームバーグ)【拡大】

 インドは粗鋼生産量が拡大する見通しだ。米調査会社フロスト&サリバンは、インドの粗鋼生産量が2015年度(15年4月~16年3月)末に、現在の世界4位から、中国に次ぐ世界2位に浮上すると予測する。インド政府がインフラ開発を推進していることに加え、製造業の拡大などに伴い、鉄鋼需要も世界2位に躍進すると同社はみている。現地紙エコノミック・タイムズなどが報じた。

 同社によると、インドの粗鋼生産能力は現在の年間1億トンから15年度には同1億1250万トンに拡大するとみられる。また、粗鋼生産量は16年に年間1億4000万トンに達する見通しだ。需要は年率6.8%増で拡大し、17年までに同1億400万トンになるという。

 同社のアナリストは、インド政府が経済成長を後押しするため、インフラ整備などに向けた投資誘致に注力することにより、同国の鉄鋼産業は勢いづくとみる。同国の主要鉄鋼各社も需要拡大を見込み、生産能力の増強を図っている。

 国営インド鉄鋼公社が既存の生産施設の拡張や新規製鉄所の設置で2700万トンの生産能力の強化を計画するなど、17年までに同国の粗鋼生産能力は年間1億トン増強される見通しだ。

 一方、同アナリストは、生産施設建設に向けた土地収用手続きの遅れなどが課題になると指摘した。

 インド鉄鋼省は25年度までに粗鋼生産量を年間3億トンに引き上げる目標を設定している。目標達成に向け、土地収用などに関する規制緩和といった投資環境整備など、同国政府の取り組みが注目される。(ニューデリー支局)

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