【よむベトナムトレンド】茶葉輸出拡大へ品質向上が課題 (1/2ページ)

2015.7.29 05:00

ベトナムでは毎日お茶を飲む人が多いが、茶産業は生産効率の悪さから低迷している=ハノイ(ブルームバーグ)

ベトナムでは毎日お茶を飲む人が多いが、茶産業は生産効率の悪さから低迷している=ハノイ(ブルームバーグ)【拡大】

 お茶はベトナム人にとってなじみ深い飲料となっている。アンケートでは約半数が毎日お茶を飲み、また最もよく飲む種類として17%がボトル詰めされた茶系飲料、83%がティーバッグ・茶葉・粉末等の茶と答えた(B&Company調べ、2014年)。

 ◆生産増も加工量減少

 環境が栽培に適していることから、消費とともに生産活動も活発だ。生産・加工企業登録数は650、小規模生産を行う農家は全国に多数存在する。統計局によれば、2014年の茶栽培面積は前年比1.8%増の13.2万ヘクタール(うち摘採実面積11.5万ヘクタール)、茶(生葉)生産量は10年から毎年2~5%で成長を続けており14年は約96.3万トン(1ヘクタール当たり約8トン)であった。ラムドン省、タイグエン省が最も生産量が多く、ベトナム茶協会(VITAS)によるとそれぞれ年間22.4万トン(2.4万ヘクタール)、19.3万トン(2.1万ヘクタール)だった。

 生葉の生産量は拡大を続けている一方で、茶葉を加工して製造される荒茶は10年から年間4.1%で減少し14年の生産量は17.8万トンだった。知識不足による過度な栽培サイクルや農薬の過剰使用が主因であり、生葉の品質が低下した結果として荒茶生産量が減少している。また製造基準厳格化により古い品種を使用できなくなった影響もある。対策も取られており、タイグエン省では新品種の栽培面積を拡大(14年には省内栽培面積の56.5%を実現)し、他地域に対しても品質向上を指導している。

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