ありえない事態続発…韓国軍の未熟な軍事力 自慢の米国最新鋭兵器使いこなせず (1/6ページ)

2016.3.21 17:06

韓国海軍のイージス艦「世宗大王」。日米のイージス艦との性能の〝格差〟が明らかになった(韓国海軍フェイスブックより)
韓国海軍のイージス艦「世宗大王」。日米のイージス艦との性能の〝格差〟が明らかになった(韓国海軍フェイスブックより)【拡大】

  • 韓国海軍のイージス艦「世宗大王」。一部のイージス艦で、ソナーを内蔵する水面下の球状艦首カバーが壊れるなどの不具合が相次いでいる。(韓国海軍HPより)
  • 韓国海軍最大の軍艦「独島」。強襲揚陸艦だが、発電機の故障で電源喪失し漂流するなど不具合続きだ。(韓国海軍HPより)
  • 韓国海軍最大の軍艦「独島」。設計ミスや故障が相次ぐうえ、搭載するヘリコプターを開発できなかったため、主に一般市民に海軍をPRする行事で使われている。韓国のネットユーザーらは「イベント艦」と皮肉を込めて呼ぶ(韓国海軍公式HPより)
  • リムパック演習でSM-2ミサイルを発射する韓国海軍艦艇。明後日の方向へ飛んでいくものも少なくない。軍は米国の製造メーカーに保証を求めたが却下されている。(韓国海軍HPより)

 北朝鮮の弾道ミサイル発射により、韓国軍の信じられない“未熟な軍事力”が明らかになった。北のミサイルの発見・追跡のため飛翔コース近海に派遣されていた韓国海軍の最新鋭イージス艦が、弾道ミサイルを見失っていたのだ。日米の艦船が当然のようにレーダーで追跡するなかの大失態に、韓国では「ヘル朝鮮(韓国を卑下した表現)には答えがない」と諦めの声が広がっている。(岡田敏彦)

 レーダー画面から消えた

 北朝鮮が事実上の弾道ミサイルを発射した2月7日、韓国海軍は最新鋭イージス艦2隻を派遣していた。韓国紙の中央日報(電子版)によると、午前9時半に発射された北朝鮮のミサイルは、発射6分後に韓国海軍イージス艦のレーダー画面から消えた。

 突然の目標ロスト(消失)に、海軍では「弾道ミサイルが空中で爆発し粉々になったのでは」などといった声が飛び交い混乱。急いで米国と日本に情報提供を求めたという。

 もちろん、日米のイージス艦は追跡ミッションをトラブルなくこなしていた。官邸の発表では、発射された飛翔体が5つに分離したとしたうえで、うち4つがいつ、どこに落ちたのか、残るひとつ(北朝鮮が人工衛星と称する物体)がどうなったかを全て明らかにしている。韓国海軍は日米の足手まといになっていたのだ。

韓国のイージス艦だけが低性能だった、というわけではない

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