ジェネリック製造大国・インドに宣戦布告 製薬業界と戦う米国の男性 (3/4ページ)

2016.4.7 05:00

インドの製薬会社ランバクシー本社。同社に対して内部告発を行ったディネッシュ・タクール氏は、インドにおける医薬品製造の安全性を高めようと、今度はインド政府との戦いに臨んでいる(ブルームバーグ)

インドの製薬会社ランバクシー本社。同社に対して内部告発を行ったディネッシュ・タクール氏は、インドにおける医薬品製造の安全性を高めようと、今度はインド政府との戦いに臨んでいる(ブルームバーグ)【拡大】

 ◆FDAに秘密情報提供

 タクール氏は03年6月から05年4月までランバクシーで研究情報管理部門の責任者として働き、米司法省との和解合意につながったデータへのアクセスを手に入れた。経営陣へ問題提起を試みたがうまくいかず退職し、07年まで米食品医薬品局(FDA)で秘密情報提供者として勤務した。

 タクール氏は和解金の一部を小児がん患者の支援団体や母校ニューハンプシャー大学などの教育振興慈善事業に寄付したほか、製薬会社が米国の基準を満たせるよう援助するメッドアシュア・グローバル・コンプライアンス社を米フロリダ州に立ち上げた。さらにインドの薬事規制について世間の認知度を高めるため、講演をしたり記事を書いたりしている。

 インドを取り巻く変化は広く海外にも影響を与える可能性がある。政府データによると、世界中で販売されているジェネリックにおけるインド製の割合は数量ベースで20%と、世界最大の供給国となっている。

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