家も牧場も…豪州で中国人の「爆買い」加速! 制限か投資歓迎か、割れる地元 (1/4ページ)

2016.4.13 06:49

ビンダリービーフの食肉処理場で枝肉を切り分ける従業員たち。中国資本の投資で処理量は倍増できるという=3月(ブルームバーグ)

ビンダリービーフの食肉処理場で枝肉を切り分ける従業員たち。中国資本の投資で処理量は倍増できるという=3月(ブルームバーグ)【拡大】

 オーストラリアで中国人による企業や不動産の「爆買い」が活発化している。「小皇帝」と呼ばれる個人による住宅購入は同国の住宅価格を下支えするほどだ。一方で、豪州の基幹産業である酪農や畜産業を猛烈な勢いで取り込む中国勢については取引審査を厳格化しており、産業発展の足かせになると不安視する向きもある。

 ◆市場を下支え

 豪州の永住権を持つ会計士のハン・ファントン氏(32)は昨年11月、メルボルンのビジネス街から東に約30キロのリングウッドイーストに、敷地面積688平方メートルで寝室3部屋の住宅を手に入れた。購入金額は93万豪ドル(約7660万円)で、中国在住の両親による資金援助に乗じて60人近い入札者に競り勝った。ハン氏は中国の一人っ子政策で登場した「小皇帝」世代にあたり、両親は資金捻出のため、北京にある築23年のアパート(寝室2部屋)を810万元(約1億3550万円)で売却したという。

 29歳の妻と暮らすハン氏は電話インタビューで「家庭を築くため息子に家を買い与えるのは中国の伝統だ。だが、両親なくして多額の住宅ローンを組むのは難しいだろう」と語った。

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