ベトナム、高齢化社会に突入

2016.4.22 07:21

自転車で食品を売る男性。ベトナムは向こう10年間で人口の2割が60歳以上になると予測される=ハノイ(ブルームバーグ)

自転車で食品を売る男性。ベトナムは向こう10年間で人口の2割が60歳以上になると予測される=ハノイ(ブルームバーグ)【拡大】

  • 首都ハノイの市場にある飲食店で朝食をとる女性たち。ベトナムは急速に高齢化が進むなか、社会保障制度の整備などが喫緊の課題だ(ブルームバーグ)

 ベトナムは高齢化が急速に進んでいる。世界銀行が3月に発表した報告書で、ベトナムは2015年に65歳以上の高齢者が人口の7%となる630万人を超え、高齢化社会に突入したとの見方を示した。国営ベトナム・ニュースなどが報じた。

 ベトナムは、経済発展による生活水準の向上などに伴い寿命が延びる一方で出生率が低下している。現在、労働人口がピークを迎え、今後は減少すると世銀は予測する。

 同報告書によると、ベトナムは、世銀が定義する65歳以上が人口に占める割合が7%とされる高齢化社会から、14%を超える高齢社会となるまでに要する期間が18年と推測される。米国の69年、中国やシンガポールの25年などと比較しても、ベトナムでは高齢化が加速していることがわかる。

 世銀の東アジア・太平洋地域のエコノミストは、ベトナムは今後、医療保険など社会保障制度の整備といった高齢者に対する経済支援の拡充などが課題だと指摘する。

 ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省の幹部は、高齢化による社会保障費の増大や労働力不足などが経済発展の妨げにならないよう対策に取り組む姿勢を示した。

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