43万円の鉛筆も売れるNYの専門店 文具ファンを魅了する25歳経営者 (1/4ページ)

2016.5.11 13:50

多くのファンを持つ鉛筆専門店CWペンシル・エンタープライズを創業したキャロライン・ウィーバー氏(ブルームバーグ)

多くのファンを持つ鉛筆専門店CWペンシル・エンタープライズを創業したキャロライン・ウィーバー氏(ブルームバーグ)【拡大】

 今年3月のある朝、一人の男性がオンラインショップで4000ドル(約43万4600円)相当の鉛筆セットを購入した。米作家、ジョン・スタインベックの愛用品を模してデザインされた「ブラックウィング24」である。

 ニューヨーク・マンハッタンのローワー・イーストサイドにある文房具店CWペンシル・エンタープライズは、ブラックウィング24をこれまでに1920本販売した。同店を経営するキャロライン・ウィーバー氏(25)は「おそらく米国製の鉛筆の中でも最も象徴的な商品だ。シャープペンシルにこのような香りはない。木製軸の鉛筆を使うのは多少手間がかかるが、多くの人はそれを楽しんでいる。鉛筆を削る回数と鉛筆を使って行った作業との間に、身体的な結びつきを感じることができる」と述べる。CWは200種類以上の鉛筆のほか、消しゴムや鉛筆削りなどを取りそろえている。

 ある木曜日の午後、安売りセールを開催した同店は、観光客、設計者、高校生などで大いににぎわっていた。3人のスペイン人の客がミニチュア鉛筆を手にしてレジにやってきた。ウィーバー氏は、どの硬貨で払えばよいのかまごつく客を手助けして代金87セントを受け取り、オリジナルのパッケージで丁寧につつんでリボンをかけた。鉛筆に対する彼女の思い入れは、ひじから手首にかけて入れた、鉛筆をかたどったタトゥーからも明らかだ。

実店舗での顧客体験を通してCWを差別化

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