英のEU離脱 アジアの打撃は比較的軽微 最大でGDP0.2%減 (1/2ページ)

2016.6.22 05:00

英国に「(EUから)出て行かないで!」と呼びかける独誌シュピーゲルを店頭に並べた独ベルリンの書店=18日(ブルームバーグ)

英国に「(EUから)出て行かないで!」と呼びかける独誌シュピーゲルを店頭に並べた独ベルリンの書店=18日(ブルームバーグ)【拡大】

 英国の欧州連合(EU)離脱が決まれば、欧州で混乱が起こるのはほぼ確実だ。しかし、中国を含むアジア経済への影響は欧州と比べはるかに少ないと見られている。

 英調査会社キャピタル・エコノミクスの報告書によると、英EU離脱によるアジア諸国の国内総生産(GDP)減少は最大でも0.2%にとどまる見通し。この報告書は、EU離脱によって英国への輸入が2年間で25%減少するという英国立経済社会研究所(NIESR)が公表した“最悪のシナリオ”を根拠にしている。キャピタル・エコノミクスのアジア担当シニアエコノミスト、ダニエル・マーチン氏は、現在アジア諸国の対英輸出はGDPの0.7%にすぎないと指摘し「対英輸出が25%減少してもアジア地域のGDPは0.2%も減少しないだろう」と述べている。

 同氏によれば、アジアで注目するような影響を受けるのは、英国との貿易関係が強いカンボジアやベトナム、香港など少数だ。香港は「商品に加え、サービスの対英輸出だけでみてもGDPの2.3%に相当する」と同氏は指摘したが、英国のEU離脱がアジア新興市場へ及ぼす影響は限定的だと結論づけた。

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