トランプ氏、TPPからの離脱表明 英国に続けと保護主義あおる (1/3ページ)

2016.6.30 05:00

通商協定の弊害を強調するトランプ氏=28日、米オハイオ州(AP)
通商協定の弊害を強調するトランプ氏=28日、米オハイオ州(AP)【拡大】

 米大統領選で共和党の候補指名を確実にした不動産王のドナルド・トランプ氏は28日、オハイオ州などで演説し、自由貿易に否定的な考えを示すとともに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱すると言明した。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱派が勝利したのに続き、保護主義の流れが一段と強まりそうだ。

 トランプ氏はTPPについて「これまでで最大の脅威だ」と指摘。「TPPは米国へのレイプだ。不快な言葉だが実態を表している」とも語り、米国は被害者だとの考えを強調した。

 北米自由貿易協定(NAFTA)についても「米国史上最悪の貿易協定」と呼び、加盟国が再交渉に応じない場合は撤回すると主張。全米、特に国内外で販売される製品を以前生産していた地域で雇用を創出するために、通商協定の再交渉をする計画だと述べた。

 英国のEU離脱が決まったことを引き合いに「英国ではわれわれの仲間が投票により、経済と政治、国境の決定権を取り戻した。今度は米国民が自分の未来を奪還すべきときだ」と述べ、政治的な潮目の変化に米国民も続くべきだと訴えた。

 ◆自由貿易反対に活気

 通商政策は米大統領選の争点になっている。民主党の候補指名を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官も27日にオハイオ州の集会で「TPPのような悪い通商協定にはノーと言う」との主張を繰り返した。

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