【高論卓説】女性活躍で少子化解消? 経済だけでは足りない、抜本改革を (2/3ページ)

2016.7.4 06:34

 16年度版「男女共同参画白書」によると、女性の非労働力人口は2887万人で、そのうち就業希望者は301万人。つまり働きたいと思っている女性は、働いていない女性の1割強であるということだ。求職していない理由としても、32.9%は出産育児のため、6.2%は介護のため、そして13.1%は健康上の理由が挙げられている。また女性就業者のうち、非正規雇用を選択した理由で、「正規雇用の仕事がないから」と答えたのはわずか13%。7割以上の人が、「家族のことを優先したいから」という理由だ。

 とはいえ、共働き世帯が専業主婦世帯を上回っていることは確かで、1980年とほぼ逆転している。分岐点が96年ということを考えると経済事情が大きく影響していることがうかがえる。

 実は目標としている出生率1.8に達したのは、今から32年前、84年が最後だ。つまり専業主婦世帯が減少していくことと少子化傾向はパラレルで進んでいったと考えられる。女性が働けば経済的ゆとりができて少子化も解消されるというような理屈だけで単純に考えられることではないのだ。

 仮に海外の国でそういう傾向があっても、家族観や、夫婦や男女の考え方が、海外のそれと日本とでは大きく違うことが主たる要因であると考えられるし、私も経験上、実感する。

先日、昨年の国勢調査の速報値が発表されたが…

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