スーパーカーから姿消すMT仕様 フェラーリなどすでに廃止「無謀な行為」 (1/4ページ)

2016.7.5 12:45

 2012年、マクラーレンは米カリフォルニア州モントレーで開催された自動車関連イベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、1台限りの特注スーパーカー「X-1」を披露した。非常に素晴らしい個性的な仕上がりだったが、発注者はマニュアル操作のスティックシフトを選択しなかった。ありあまるパワーを効率良く伝えるには、なめらかな変速が可能なDSGギアボックスとパドルシフトの組み合わせが有利だと、スポーツカー愛好家の間で認識されているのだ。

 人間の手に負えず

 マクラーレンによれば、発注者の要望があればマニュアル・トランスミッション(MT)も可能だが、途方もない費用が必要だという。同社は10年に公道走行が可能なモデルを発表以来、一貫してMTを採用していない。これは11年にMTを廃止したフェラーリも同様だ。

 ベントレーが最後にMT仕様の「Rタイプ・コンチネンタル」を発売したのは1952~55年にさかのぼり、しかもオプションだった。ランボルギーニも「ガヤルド」以降、MTを廃止。ロールスロイスもブガッティも最近ではMTモデルを用意していない。マニュアル操作のスティックシフトでハイパワーマシンを操ることは、もはや無謀な行為なのだ。コンピューターの正確さに人間が太刀打ちできるはずもない。

「マニュアルではパフォーマンスが低下してしまう。フェラーリにとっては耐えがたいこと」

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