チベット自治区天然飲用水産業協会はこのほど、飲用天然水の団体基準を発表した。これについて、中国検査検疫学会の房成利常務理事はラサで「チベットは世界公認の最高の水資源地の一つ。このたび制定された団体基準は国家基準より高い。この基準を満たす飲用天然水は中国でもまれだ」と述べた。この基準では、取水口は海抜3200メートル以上とされた。
統計によると、昨年のチベットの天然飲用水生産量は42万2600トン。公認の生産企業は33社。生産ラインは40本近くで、年間生産能力は300万トンを突破している。チベットは天然飲用水を戦略的基幹産業にしようとしている。(中国新聞社)