【よむベトナムトレンド】乳児の増加でベビー用品市場拡大 (1/2ページ)

2016.11.9 05:00

北部バクニン省の施設で女性に抱かれる幼児たち。3歳以下が人口の6.7%のベトナムはベビー用品の有望市場だ(AP)
北部バクニン省の施設で女性に抱かれる幼児たち。3歳以下が人口の6.7%のベトナムはベビー用品の有望市場だ(AP)【拡大】

 アジア太平洋地域のベビー用品市場が拡大している。

 ベビー用品の2015年の世界売上高は、ベビーフード(粉ミルク含む)が約300億ドル(約3兆1323億円)、紙オムツが約290億ドルで、合わせて約590億ドルだった。このうち、アジア太平洋地域がベビーフードの49%、紙オムツの23%を占める。

 ◆3歳以下が615万人

 アジア太平洋地域の同市場は成長性も高く、特にタイ、マレーシア、ベトナムは17年にかけて大きく伸びると予測される。

 ベトナムの市場拡大の主な要因の一つに、乳児数の増加が挙げられる。15年は全人口の6.7%にあたる約615万人が0~3歳児であった。ちなみに、同年の日本は0~3歳児が人口の3.4%にあたる約430万人にとどまっている。

 また、ベトナムでは女性の社会進出も盛んで、総労働人口に占める女性の割合が48%に上っていることも、ベビー用品需要が高まる要因の一つと考えられる。

 ベトナム国内のベビーフード市場規模は、17年に約15億ドルになると予想されている。同市場のトップ企業は地場大手ビナミルクで、15年の販売シェアは27%だった。米アボット、スイスのネスレなどの外資企業も健闘している。

 紙オムツもベビー用品市場で大きな割合を占める。15年の0~3歳児の1人当たり紙オムツ平均使用枚数は192枚で、単純計算すると、ベトナムでは12億枚の子供用紙オムツが使用されたことになる。

 布オムツよりも使い捨ての紙オムツが好まれ、いまではオムツの総売り上げの75%が紙オムツだ。

 現在、約50のブランドがベトナム国内で販売され、日本のユニ・チャームが現地の傘下企業を通じて販売している「ボビー」がシェア36%、米キンバリー・クラークの「ハギーズ」が同28%、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の「パンパース」が15%となっている。

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