ディズニー、“優良資産”ESPN分離も 加入者数ここ11年で最低 (2/2ページ)

 アイガーCEOはこうした環境下で、契約者を確保する必要に迫られていることを理解している。ESPNに新たな配信方法を採用、消費者に直接サービスを提供する方針をまとめつつあり、11月の電話会議で「ESPNの将来におおむね強気だ」と語っている。

 ESPNの最大の課題は、伝統的な有料テレビ視聴者が減少し、アメフトといった人気スポーツ番組の視聴率が低下する中で、放映権コストが急速に高まっていることだ。RBCによれば、今年度のESPNの収入は4%増の125億ドル(約1兆4730億円)となる見通し。16年度は横ばいだった。これに対しスポーツ放映権コストは、米プロバスケットボール協会(NBA)との契約が6億ドル増えたことなどにより、17%増の67億ドルに膨れ上がる。(ブルームバーグ Christopher Palmeri)