【よむベトナムトレンド】急成長の保険市場で競争激化 (1/2ページ)

2017.5.31 05:00

最大都市ホーチミンの道路を埋め尽くすバイク。ベトナムは保険業界が急成長している(共同)
最大都市ホーチミンの道路を埋め尽くすバイク。ベトナムは保険業界が急成長している(共同)【拡大】

 ベトナム保険業界の2016年の保険料収入は約39億ドル(約4322億円)で前年比約22%増だった。11~16年の5年間は年平均18%程度の成長を遂げている。この急速な成長には、どのような背景があるのだろうか。保険業界を生命保険と非生命保険に分けてみていこう。

 ◆4社で市場の7割

 生命保険の市場規模は、16年に前年比約30%増の約22億ドルに拡大した。主に18社の企業が事業を展開している。プルデンシャルがシェア27%でトップに立つ。次いで、Bao Viet Nhan Tho(シェア26%)、Manulife(12%)、AIA(10%)の順で、これら4社が市場の7割以上を占める。5位が日系の第一生命保険で約10%のシェアを得ている。第一生命は07年に進出し、100%外資企業としてシェアを伸ばしている。

 一方、非生命保険の現在の市場規模は約17億ドルで、主に29社が存在する。16年の年間成長率は約14%だった。およそ18%のシェアを有するPVIが業界トップで、それを追うのがBao Viet(シェア17%)、次いでBao Minh(8%)、PTI(8%)、PJICO(6%)の順である。

 日系企業もおよそ20年前から主に2つの方法で非生保市場に参入している。1つは、現地企業とジョイントベンチャー(JV)を設立する方法だ。例えば、1996年の東京海上火災(現東京海上日動)とBao VietのJVや、97年の損保ジャパン(現損保ジャパン日本興亜)とHo Chi Minh City InsuranceのJVが挙げられる。

 もう1つの方法は、現地企業の株式を取得する方法だ。住友生命は2013年に約280億円を投じてBao Vietの株式約18%を取得している。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。