経済産業省資源エネルギー庁が2日発表した7月31日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、7月24日時点の前回調査に比べ10銭安い131円ちょうどだった。4週ぶりの値下がりとなった。
調査した石油情報センターによると、円高による調達コストの低下を受けて、石油元売りが卸価格を引き下げたことが理由。ただ、原油価格は上昇傾向にあることから、来週は小幅な値上げになると予想している。
地域別では値下がりが19都道県。下げ幅が最も大きかったのは北海道の80銭で、福島の70銭が続いた。横ばいは新潟や鳥取など11府県。値上がりは、三重や愛媛など17府県だった。
ハイオクは10銭安の141円70銭。軽油は110円ちょうどで横ばいだった。灯油も18リットル(一般的なタンク1個分)当たり1370円で横ばいだった。