米映画の多様性、観客が主導 かつての“少数派”、興行成績を左右 (1/3ページ)

米ニューオーリンズでの特別上映会に登場した「ガールズ・トリップ」の監督と出演者ら。左から2人目がクイーン・ラティファ(AP)
米ニューオーリンズでの特別上映会に登場した「ガールズ・トリップ」の監督と出演者ら。左から2人目がクイーン・ラティファ(AP)【拡大】

 米映画業界で、黒人観客層の影響力が拡大している。黒人のキャストを中心にした映画は軒並み映画業界アナリストの予想を超える興行成績を達成。映画会社の幹部たちもソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通して多様な人種の意見を取り入れる姿勢を強めている。

 ◆予想外ヒット連続

 米調査会社コムスコアの7月23日付の北米映画興行収入ランキングによると、米ユニバーサル・ピクチャーズの黒人女性4人組の珍道中を描いたコメディー作品「ガールズ・トリップ」(原題)は、公開週末に3040万ドル(約33億2000万円)を稼ぎ、初登場2位となった。米ラップ歌手で女優のクイーン・ラティファらが主演を務める同映画は、米コムキャストの映画部門の予想(2000万ドル)を大きく超える好成績でデビューを飾り、米映画情報サイト「ロッテン・トマト」では、肯定的な批評が88%を占めた。

 そのほか、米ラップ歌手の故2PAC(トゥパック)の伝記映画「オール・アイズ・オン・ミー」も予想を超えるヒットとなり、6月の公開週末の興行成績では第3位となった。

 こうした映画の予想外のヒットは、業界アナリストがまだ黒人観客層の購買力を低く見積もっていることの表れかもしれない。だがハリウッドは「映画に人種的多様性を求める観客層が増えている」という大きな時代のうねりを見逃してはいない。

 アメリカ映画協会(MPAA)によると、2016年の全米映画観客数の49%を白人以外の人種が占めた。これは前年の45%から着実に増加している。

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