閣議を終え会見する野田聖子総務相=29日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)【拡大】
野田聖子総務相は29日、閣議後の記者会見で、25日午後に国内各地でインターネットにつながりにくくなる大規模な障害が発生したことに関し「重大な事故の発生を防ぐ観点から総務省で詳細な原因の調査を行う」との意向を表明した。再発防止を図る狙いがある。
野田氏は、原因の概要について「(米IT大手の)グーグルがインターネットで通信を成立させるため、事業者同士で行う通信経路の設定を誤った」と説明し、既に自らのミスと認めているグーグルに起因する障害だったとの認識を示した。