「現金は面倒だ」、中国でスマホ決済急拡大 旅行者不満も独自の“進化”まっしぐら (2/5ページ)

秦始皇兵馬俑博物館で、スマートフォンを使って入場チケットを購入する来場者=7月、陝西省西安(三塚聖平撮影)
秦始皇兵馬俑博物館で、スマートフォンを使って入場チケットを購入する来場者=7月、陝西省西安(三塚聖平撮影)【拡大】

  • 秦始皇兵馬俑博物館の屋外で、QRコードが示された紙を手に持ち扇を売る人=7月、陝西省西安(三塚聖平撮影)
  • 中国で利用が広がっているシェアリング自転車=7月、陝西省西安(三塚聖平撮影)
  • 秦始皇兵馬俑博物館に展示された兵馬俑。スマートフォンのアプリを使って兵馬俑の状況を解説するサービスもあった=7月、陝西省西安(三塚聖平撮影)

 コンビニ、自販機、タクシー、そして物乞いまで

 7月下旬、日本記者クラブの中国取材団に参加し、首都の北京、内陸部の西安、沿岸部の福建省といった各都市を訪問した。行く先々で印象に残ったのはスマホを使ったネットサービスの拡大だった。

 とりわけ、スマホのアプリを使った電子決済の利用は猛スピードで普及していた。今回見た中だけでも、コンビニエンスストアや外食チェーン、屋台、自動販売機、タクシーなどで、スマホの電子決済が利用されていた。北京在住の日本人男性は「財布を忘れて家を出ることはできても、スマホ無しに外出することは考えられない」と苦笑した。

 スマホを使った電子決済は思わぬところにまで達しているようで、今回は目にしなかったがQRコードを手に持った物乞いまでいると伝えられている。

 スマホの電子決済の利用方法は簡単だ。例えば、自動販売機ならば購入したい商品を選択するとQRコードが表示され、それをスマホで読み取ってアプリ上の購入ボタンを押せば飲み物が出てくるという仕組み。コンビニなどでは、QRコードを自分のスマホ画面に表示してレジ端末のスキャナで読み取るといった方式もあるが、いずれにせよ現金でのやり取りと比べて場合によっては短時間で済む印象だ。

 もともと、中国ではクレジットカード払いに対応していない店や機器が多く、スマホを使った電子決済が受け入れられやすい素地があったとみられる。また、汚れた紙幣が多く流通している中国では自販機などの機器が受け付けにくかったことや、偽札が比較的多いこともスマホを使った電子決済普及の一因と指摘されている。

2大サービスが利用者伸ばす

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