【よむベトナムトレンド】オンライン学習急伸 大容量通信整備も後押し (1/3ページ)

スマートフォンを操作するベトナムの若者たち。同国はスマホなど携帯端末が急速に普及し、オンライン学習市場の追い風となっている=北部バクニン省(ブルームバーグ)
スマートフォンを操作するベトナムの若者たち。同国はスマホなど携帯端末が急速に普及し、オンライン学習市場の追い風となっている=北部バクニン省(ブルームバーグ)【拡大】

 欧米や日本、アジアの先進国などでは、多くの消費者がインターネット上のオンライン学習サイトを利用している。近年、ベトナムでも急速に市場が伸びており、2013~18年の年平均成長率は40%とされ、15年には5000万ドル(約56億円)の市場規模へと成長している。

 人口約9170万(15年データ)で5000万人以上の労働者人口を抱えるベトナムのオンライン学習市場は、今後もさらに成長することが期待される。

 ◆150社が起業

 現在のところ、約150のスタートアップ企業がこの市場に参入しており、その約80%は16年1月以降に設立された。オンライン学習では、さまざまなコースが提供されているが、大きく分けて3つに分類することができる。

 1つ目は、外国語学習をオンラインで提供するサイトだ。英語を学ぶユーザーが最も多いが、最近では日本語や韓国語、中国語などを学習するユーザーも増えているようだ。ネット環境が整い、スマートフォンなど携帯端末の急速な普及も手伝って、オンラインで外国語を学習する若い層が増えてきている。英語オンライン学習サイトで、最も有名なサイトには「tienganh123.com」があり、毎月160万ものアクセスがある。時間や場所に縛られることなく、いつでも学習できるので、人気も年々増しているという。ただし、日本語や韓国語の有名なオンライン学習サイトは、現在のところ出てきていないようだ。

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