ブロックチェーン新興に道 株取引市場 来年4~6月期に開設

 ビットコインなどの仮想通貨を支える分散型台帳技術、ブロックチェーンを手掛ける新興企業への投資に新たなルートが開かれる。

 ケイマン諸島登記の企業バンク・トゥ・ザ・フューチャーは、ブロックチェーンに携わる企業の株式を投資家が自由に取引できる市場を来年4~6月期に開設する計画だ。同社は株式売買の記録にブロックチェーン技術を使う。

 バンク・トゥ・ザ・フューチャーはナスダック・プライベート・マーケットなどと競合することにもなるが、ブロックチェーンやフィンテック関連企業に的を絞る。同社のサイモン・ディクソン最高経営責任者(CEO)は「2018年末までに業界の主要企業の半数をわれわれのプラットフォームで取引できるようにしたい」と電話インタビューで語った。

 同社はこれまで世界各地の約4万5000に上る適格投資家に対し、イーサリアムやストージを含む100以上の関連企業やプロジェクトの株式購入を後押ししてきたが、この株式の売却は難しい可能性があるという問題があった。バンク・トゥ・ザ・フューチャーはビットスタンプやクラーケンなどの仮想通貨取引所の株式を保有しており、これらの株式も同社のプラットフォームで取引する。(ブルームバーグ Olga Kharif)