次期外務事務次官に秋葉剛男氏 杉山晋輔氏は次期駐米大使で調整

秋葉剛男外務審議官
秋葉剛男外務審議官【拡大】

 政府は外務省の杉山晋輔事務次官(64)の後任に秋葉剛男外務審議官(59)を充てる方針を固めた。杉山氏は佐々江賢一郎駐米大使(66)の後任に就任する方向で調整している。官房長官らによる人事検討会議を経て、年明けにも秋葉氏らの人事を閣議決定する。

 秋葉氏は東大法学部を経て昭和57年に外務省に入省後、条約課長、中国課長、駐米公使、国際法局長、総合外交政策局長などを歴任した。早くから外務次官候補といわれていた。

 杉山氏は52年に早大を中退して外務省入省。条約課長、駐韓公使、アジア大洋州局長、外務審議官などを経て昨年6月、私大出身者としては初めて外務次官に就任した。

 平成24年に駐米大使に就任した佐々江氏は、米大統領選期間中からトランプ政権幹部とのパイプを構築。昨年11月には大統領就任前のトランプ氏と安倍晋三首相との会談を実現するなど、両首脳の良好な関係づくりに貢献した。