値動き「乱」から一転「昇」の東京株 16連騰も年間通じリスク見え隠れ (2/2ページ)

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 選挙イヤーだった欧州では、フランス大統領選で極右「国民戦線」のルペン氏が決選投票に進んだが、欧州連合(EU)との協調を訴えたマクロン氏が圧勝。前年に波乱を呼んだ英国民投票や米大統領選のような「まさか」は免れた。北朝鮮によるミサイル発射などの挑発行為も、年後半には金融市場に慣れが生じ冷静な反応が目立った。

 一方、外国為替市場では、円の対ドル相場が膠着(こうちゃく)感を強めた。17年の値動き(高値と安値の差)は29日時点で11円28銭で、15年(10円01銭)以来の小ささ。英EU離脱決定や日銀のマイナス金利政策導入などで歴史的な荒れ相場となった16年(22円70銭)の半分だった。