米国とトルコがビザ発給業務を完全再開 両国関係の改善につながるか注目

 在トルコ米大使館は28日、米国を訪れるための査証(ビザ)をトルコ内で発給する業務の完全再開を発表した。アナトリア通信によると、トルコ側も同日、米側の発表を受け、米国でのトルコビザ発給業務の完全再開を表明した。険悪化している両国関係の改善につながるかが注目される。

 米側は、トルコ当局が昨年のクーデター未遂の関連捜査で米総領事館のトルコ人職員を逮捕したことに反発し、10月にビザ業務を停止。トルコ側も対抗措置で停止したが、両国は11月に業務の限定再開を表明した。

 米大使館は声明で、ビザ業務を完全に再開するための安全態勢が改善されたと説明した。米側は業務を停止した際、米国公館や職員の安全が確保できないことを理由に挙げていた。(共同)