主要企業アンケート 半年後の為替「111~115円」67%

 北朝鮮のミサイル発射を受けた朝鮮半島有事への警戒から、昨年9月に1ドル=107円台前半まで急進した円相場は、その後、111~114円台の間で推移するなど落ち着いた動きとなっている。主要企業アンケートで半年後(2018年6月末)の円相場を聞いたところ、「111~115円」と現状と同じ水準を予想する回答が67%と最も多かった。理由としては「米国の金利上昇ペースは緩やかで、ドル高の進展は限定的」(銀行)といった意見が多数を占めた。

 望ましい円相場については「111~115円」との回答が44%(無回答を除く)と最多。ただ、水準よりも「為替は安定的に推移してほしい」(自動車)との注文が上がった。

 昨年10月2~24日に歴代最長の16営業日続伸するなどした日経平均株価の18年6月末の見通しは「2万2000円台」(38%)が最も多く、「2万3000円台」(30%)と緩やかに上昇する見方が相次いだ。

 日銀が上場投資信託(ETF)を年6兆円のペースで買い入れていることで、株価を下支えしていることも大きい。

 ただ、日銀のETF買いについては賛否両論で「減らす方向で見直すべき」が14%、「見直す必要はない」が21%で、「何ともいえない」が45%と最も多かった。