AI、自動運転の進化競う 「米家電見本市」開幕へ

 世界最大の家電見本市「CES」が9日(日本時間10日)、米ラスベガスで開幕する。生活の隅々まで急速に応用が広がる人工知能(AI)や、車と人が対話しながら走行する自動運転システムなど、世界中の電機メーカーや自動車大手、IT企業が進化を競う最先端の技術が一堂に会する。

 パナソニックは自動運転の安全性を高める技術や最新家電を披露するほか、3月に創業100周年を迎えるのに合わせ創業者の松下幸之助氏の関連展示も行う。

 ソニーは次世代テレビや犬型ロボットを公開し、ホンダも対話型の最新ロボットを出展する。3年ぶりに復帰するシャープは超高精細な映像技術「8K」をアピールする。

 トヨタ自動車は周囲200メートルを把握できる新しい自動運転の実験車を、日産自動車はドライバーの脳波を活用してブレーキ操作などの遅れを防ぐ運転支援技術を展示する。日産のカルロス・ゴーン会長の記者会見も行われる。

 海外勢では米IT大手グーグルや米アマゾン・コム、韓国LG電子が話し掛けると家電を操作できる最新のAI搭載スピーカーを出展する。韓国サムスン電子は画面を湾曲させて臨場感を高めた液晶テレビを展示する。

 12日まで。過去最大規模の3900社以上が出展し、世界中から17万人以上の来場者を見込む。(ラスベガス 共同)