【東京市場の注目銘柄】(10日)大東建託 3.8%安

 ≪昨年12月の受注高減少を嫌気≫

 ■大東建託(1878) 前日比3.8%安の2万1550円。昨年12月の受注高は前年同月比3.7%減の506億円と3カ月ぶりに減少。みずほ証券は、受注結果は短期的にはややネガティブと指摘。12月5日時点での2018年3月期営業利益の市場予想は1312億円だが、同証券予想1260億円などを上回っており、今後下がる可能性があるとみる。会社計画は1240億円。

 ■東鉄工業(1835) 4.4%安の3620円。大和証券は投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に下げた。ファンダメンタルズの見方に大きな変更はなく、株価上昇で目標株価3800円への上昇余地が縮小したため。

 ■アサヒグループホールディングス(2502) 3.9%安の5815円。18年のビール類販売目標は、前年比1.3%減の1億5600万箱。みずほ証券はサプライズはないとした上で、会社側は総需要の構造的な減少傾向に加え、缶酎ハイなどRTD(栓を開けすぐ飲める低アルコール飲料)への需要流出で前年割れの見通しを示したとみている。

 ■JXTGホールディングス(5020) 2.8%高の776.1円。メリルリンチ日本証券は、目標株価を820円から930円に上げた。2月9日発表予定の17年10~12月期(第3四半期)営業利益は、前年同期比34%増の2010億円とコンセンサス(市場予想)を29%上回る可能性が高いとみる。

 ■三菱自動車(7211) 2.5%高の887円。大和証券は投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」、目標株価を790円から1000円に上げた。新興国市場の回復とスポーツ用多目的車(SUV)需要の高まりなど得意分野で需要が強含み、19年3月期は大幅増益となるとした。

 ■エービーシー・マート(2670) 2.5%高の6630円。年末商戦の好調で、昨年12月の既存店売上高は前年同月比5.8%増。ドイツ証券は12月の売上高は、会社計画を超過し、同証券の想定以上に好調に推移したと評価した。

 ■ダイワボウホールディングス(3107) 4.8%高の4870円。香川県の農場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例を農林水産省が確認したとの10日の報道を受けて、マスクなどに使われる不織布事業を展開する同社株が急伸した。シキボウ(3109)も1.9%高の1445円。

 ■アイスタイル(3660) 150円(17%)高の1050円とストップ高。ドイツ証券は9日、新規に投資判断を「買い」、目標株価を1550円とした。国内化粧品事業が安定成長を続ける中、中期的に口コミを軸とした化粧品・美容の総合情報サイト「アットコスメ」を運営するOnplatform事業が成長を加速するとした。

 ■ストライク(6196) 6.2%高の5620円。東海東京調査センターは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を6200円とした。中堅・中小企業向けM&A(企業の合併・買収)仲介は、成長性が高いとみている。(ブルームバーグ)