河南省の携帯電話輸出、初の1億台突破

 河南省の鄭州税関はこのほど、2017年の同省の輸出入総額が前年比10.9%増の5232億8000万元(約9兆475億円)だったと発表した。このうち外国企業が投資する企業の輸出入額が3592億4000万元で、全体の7割近くを占めた。最大の貿易相手国は米国で、輸出入額は1083億5000万元。ハイテク製品の輸出が堅調で、携帯電話の輸出額は同7.9%増の1934億3000万元で、輸出台数では初めて1億台を突破した。内陸部にある鄭州市は経済試験区に携帯電話産業が集積しており、同区の発展などが貿易拡大に貢献している。(中国新聞社)