【東京市場の注目銘柄】(23日)ネクソン、7%高

 ≪中韓向けゲームヒットを好感≫

 ■ネクソン(3659) 前日比7%高の3685円。クレディ・スイス証券は投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価は2800円から4000円に上げた。「アラド戦記」の好調など中国のPCオンラインゲーム事業の上方修正を業績予想に反映し、韓国でもモバイルゲームのヒット率が高まったことも踏まえた。収益基盤が強化され利益成長の確度が高まるとした。

 ■サイバーエージェント(4751) 2.4%高の4455円。クレディ・スイス証券は目標株価を4400円から5300円に上げた。国内のネット広告に対する需要は強く、国内最大手のネット広告代理店として好調が続くと予想した。

 ■セック(3741) 12%高の2923円。2018年3月期の営業利益計画を5億円から前期比27%増の5億5000万円に上方修正した。移動体通信事業者向けのサービス開発などが好調。期末に1株10円の記念配当を実施、普通配も従来の28円から32円に増やし、合計で42円とする。

 【不動産】 三菱地所(8802)が3.5%高の2178.5円、住友不動産(8830)が2.2%高の4288円、三井不動産(8801)が2.7%高の2911円など。17年の首都圏マンション平均価格が5908万円と27年ぶりの高値となり野村証券は首都圏、大阪ともに当面高めの市況が続くとの予想を維持。不動産は東証1部33業種で上昇率1位。

 ■ロードスターキャピタル(3482) 12%高の2043円。個人投資家向けに不動産エクイティー(出資)型商品のサービスを始める。プロ向けといわれる同分野で、スマートフォンやインターネットを使って個人も参入が可能となり、低金利下で利回りを求める投資家に「ミドルリスクミドルリターン」の商品を提供する。

 ■日本ペイントホールディングス(4612) 5.7%安の3875円。モルガン・スタンレーMUFG証券は、シンガポールのウットラムグループによる取締役選任提案を受け22日の株価が終値で8%強上昇したのは、ガバナンス体制強化につながるとの期待が高まったためだが、過剰反応との見方を示した。

 ■ホシザキ(6465) 2.8%高の1万640円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「オーバーウエート」、目標株価1万2500円で調査を開始。国内事業は飲食店以外の顧客開拓のほか製品ラインアップ拡充を通じて持続的成長が続くとみる。

 ■スター精密(7718) 5.4%安の2295円。みずほ証券は投資判断を「買い」から「中立」に下げた。工作機械の成長や積極的な株主還元など中期での高評価は不変だが、前年同月のハードル上昇や生産能力の制約などから3月以降は工作機械受注のモメンタム(勢い)が鈍化する可能性があると分析した。

 ■鳥居薬品(4551) 4.6%高の3160円。17年12月期の営業利益は従来計画を26%上回る62億8000万円になる見込み。主力品の透析患者における経口そう痒症改善剤「レミッチ」が好調に推移した。(ブルームバーグ)