ミャンマー、観光客増へ持続可能な開発必要

ミャンマー中部の古都マンダレーの観光名所ウーベイン橋でくつろぐ旅行者ら(ブルームバーグ)
ミャンマー中部の古都マンダレーの観光名所ウーベイン橋でくつろぐ旅行者ら(ブルームバーグ)【拡大】

  • 世界三大仏教遺跡の一つと称される中部バガンの仏教遺跡群で写真を撮影する旅行者(ブルームバーグ)

 ミャンマーは、持続可能な観光開発を求める声が上がっている。同国政府によると、2017年1~10月に同国を訪れた外国人旅行者は310万人で、16年通年の290万人を上回った。しかし、国家観光産業開発委員会の幹部は「豊富な観光資源があるにもかかわらず、期待ほど伸びていない」とし、自然を生かした持続可能な観光開発計画の必要性を訴えた。現地紙ミャンマー・タイムズが報じた。

 同幹部は、ミャンマーの観光振興のため、観光資源とイノベーション(技術革新)を融合させ、新たな観光地をつくっていく必要があると指摘した。さらに、世界に向けて観光地としての魅力を発信するとともに、サービスや食事などの安全向上を図る必要があるとした。

 国連が17年を「持続可能な観光国際年」に指定するなど、近年は観光開発で包括的な持続可能性が重視される傾向にある。ミャンマー政府もこの傾向に沿った動きをみせており、南部のミェイク諸島開発では国内外9社による12件のホテル開発事業を承認する一方、サンゴ礁や海中生物の保護に強い姿勢をみせるなどしている。