半島有事起きれば地上戦に発展 「困難な戦いになる」米海兵隊司令官、外交解決主張

平壌の金日成広場で開幕した氷の彫刻祭典で展示された大陸間弾道ミサイルを模した彫刻=2017年12月31日(共同)
平壌の金日成広場で開幕した氷の彫刻祭典で展示された大陸間弾道ミサイルを模した彫刻=2017年12月31日(共同)【拡大】

 米海兵隊のネラー司令官は25日、北朝鮮の核・ミサイル開発を受けて朝鮮半島で有事が起きた場合、地上戦を伴う戦闘に発展するとの見通しを示し「非常に暴力的で困難な戦いになる」と警告、外交解決を優先させるべきだと主張した。首都ワシントンで講演後の質疑応答で語った。

 ネラー氏は有事に備え、地理や作戦計画の把握など「常識的」な準備を進め、作戦計画の更新を図っていると認める一方、実際の軍事衝突では「計画通りに進むかは分からない」と指摘。北朝鮮側が核兵器や特殊兵器をどう使用するか予想するのは困難で、北朝鮮が保有する大量の長射程砲への対応も課題に挙げた。

 米国は最終的な勝利を収めるのに十分な軍事力を保有しているが、軍事的な準備はあくまで外交解決の余地をつくり出すことが主眼だと強調。半島有事は「起きてほしくない」と繰り返した。(共同)