ロシア各地が記録的な寒さ 日本、平昌にも影響

氷点下42度を観測したロシア北部ノリリスクの通りを歩く女性=1月18日(タス=共同)
氷点下42度を観測したロシア北部ノリリスクの通りを歩く女性=1月18日(タス=共同)【拡大】

  • ロシア中部オムスクで、外を歩く男性=1月25日(タス=共同)

 ロシア各地がこの冬、記録的な寒さに見舞われている。ロシアメディアによると、西シベリアでは約80年ぶりに最低気温を更新し、極東沿海地方も2001年以来の大寒波に襲われた。気象当局は、北極圏から南下した寒気が気温を下げていると分析。日本や冬季五輪を控える韓国・平昌の寒さにも影響している。

 「氷点下60度の日が続いた。最近では一番厳しい冬だ」。東シベリア・サハ共和国オイミャコンの政府関係者はこう話す。

 タス通信によると、西シベリアの町では氷点下43.3度を観測し、78年前に記録された最低気温を更新。ロシア各地で公共交通機関がストップし、教育機関の休校が相次ぐなど、市民生活を直撃している。

 寒さの原因について、沿海地方気象観測センターの担当者は「高気圧が長く大陸にとどまり、北極圏からの寒気が大量に流れ込んでいる」と解説。「寒気は日本まで達しており、状況次第では平昌の天気に影響するだろう」と話した。