中部電、尾鷲火力廃止を正式決定 四日市3号機も

 中部電力は27日、三重県尾鷲市の尾鷲三田火力発電所(出力87万5千キロワット)を平成30年度中に廃止すると正式決定し、経済産業省に報告した。同県四日市市の四日市火力発電所の3号機(22万キロワット)も廃止する。発電コストの高い設備の稼働を止めて採算を改善する。

 中部電力が建て替えをせず火力発電所を閉じるのは04年以来。50万キロワットを超える火力発電所では初めて。尾鷲三田火力は石油を燃料としており石炭や液化天然ガス(LNG)に比べ高コストだった。四日市火力は4、5号機が運転を続ける。

 愛知県飛島村にある西名古屋火力発電所の最新鋭設備(118万キロワット)が3月に稼働する予定で、今回の廃止分を補う。