世耕弘成経済産業相は20日の閣議後の記者会見で、米国が23日に発動する鉄鋼とアルミニウムの輸入制限について、日本が製品別で「かなり除外される可能性は高いのではないかと考えている」と述べた。
世耕氏は、日本の鉄鋼やアルミ製品が「米国の産業界に役立っている。代替する物があまりない商品が多い」と強調した。
国ごとの輸入制限についても、日本からの輸入が「米国の安全保障に悪影響を与えることはない」として、引き続き適用除外を求める考えを示した。
米商務省は19日、米国内の産業界から適用除外を希望する製品の申請受け付けを始めた。