景気指数2カ月ぶりに改善 2月 0.7ポイント上昇し115.6

 内閣府が6日発表した2月の景気動向指数(速報値、2010年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.7ポイント上昇の115.6となり、2カ月ぶりに改善した。北米向けの自動車の出荷が伸びたことや、アジア向けを中心としたスマートフォン用半導体集積回路(IC)の生産が増えたことが影響した。

 基調判断は「改善を示している」で据え置いた。同様の表現は17カ月連続となった。

 一致指数は、重要な景気指標を組み合わせて算出しており、速報段階で反映できる耐久消費財出荷指数や鉱工業生産指数など四つの指標がプラス要因となった。自動車部品の製造が増えたほか、野菜価格の高騰で小売業の販売額が伸びた。一方、有効求人倍率や卸売業の販売額などが悪化の要因となった。

 数カ月後の景気動向を示す先行指数は0.2ポイント上昇の105.8で、3カ月ぶりに改善した。