イージージェットも名乗り アリタリア航空買収を共同提案

 経営再建を目指すイタリアのアリタリア航空に対し、英イージージェットが仏・オランダ系のエールフランス・KLMグループ、米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントと共同で買収を提案した。関係者が明らかにした。格安航空会社(LCC)で欧州2位のイージージェットは、アリタリア買収で地中海路線を拡大したい考えだ。

 イージージェットは10日、「アリタリア再建に改めて関心を表明」したと発表し、企業連合として提案したとしつつパートナー企業の名前は伏せていた。だが関係者によると、エールフランス・KLMとサーベラスがイージージェットに協力している。

 イタリア紙ソレ24オレが情報源を明示せずに報じたところによると、アリタリアはドイツのルフトハンザ航空、中東欧系LCCのウィズエアーからも買収案の提示を受けている。アリタリアは今月30日まで最終的な買収案の提示を受け付けているが、イタリアの新政府が固まっていないことから期限を半年延ばす可能性もあるという。(ブルームバーグ Alessandra Migliaccio、Tara Patel)