NY株続落、201ドル安 アップルが下げ主導

 20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比201・95ドル安の2万4462・94ドルで取引を終えた。前日に続いてIT大手アップルが業績への懸念から売り込まれ、相場全体の下げを主導した。

 米長期金利が約4年3カ月ぶりの高水準をつけ、企業の金利負担増に対する警戒感が強まったことも売りにつながった。

 アップルは、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売不振が警戒された。スマホ向けの半導体やソフトウエアの売り上げにも悪影響が出るとの見方からインテルなどハイテク株の売りが膨らんだことも相場の重しとなった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は91・93ポイント安の7146・13だった。(共同)