米司法省、中国通信機器大手のファーウェイを捜査 イラン制裁違反と報道

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は25日、米司法省が、イラン制裁に違反した疑いがあるとして中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を捜査していると伝えた。華為は世界有数のスマートフォンメーカー。

 米商務省は今月、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)が北朝鮮やイランに対する輸出規制に違反したとして、米企業がZTEに製品を輸出することを禁じると発表。ZTEは半導体などの調達に支障があり、経営への打撃となるのは必至だ。華為にも類似の措置を取る可能性がある。

 トランプ米政権は巨額の対中貿易赤字に加え、中国が今後、ハイテク分野で米国をしのぐようになることを警戒。知的財産権の侵害を理由に中国製品に追加関税を課す方針も表明している。

 米上院情報特別委員会のバー委員長は2月、米国の技術や知的財産に関する中国政府のスパイ行為に懸念を表明。公聴会で華為やZTEを「中国政府と強い結び付きがあるとされる企業」と名指しし、これらの企業の製品を懸念していると語っていた。(共同)