大麻由来の治験薬、米当局の支持獲得

工場で栽培される大麻=カナダ西部アルバータ州(ブルームバーグ)
工場で栽培される大麻=カナダ西部アルバータ州(ブルームバーグ)【拡大】

 大麻草由来の医薬品として米国初の承認を受ける可能性のある治験薬が、米食品医薬品局(FDA)の支持を獲得した。

 FDAのスタッフは公表したリポートで、この治験薬を開発した英医薬品メーカー、GWファーマシューティカルズから有効性に関する「重要な証拠が示された」と説明。適応症には子供が発症しやすい2種類の希少てんかん症候群に関連した発作が含まれ、投与により肝臓障害のリスクが高まるとみられるものの、このリスク管理は可能だという。

 同リポートは「申請データで立証されたリスク便益情報が治験薬の承認をサポートしそうだ」と指摘している。

 同医薬品の原料は大麻草から抽出されるカンナビジオールで、陶酔感をもたらすテトラヒドロカンナビノールとは別。GWファーマは「エピディオレックス」の商品名で販売したいと考えているという。

 同医薬品承認の是非は6月27日までに決定される予定。(ブルームバーグ Anna Edney)