フェイスブック、個人情報流出問題機に創業以来最大の経営陣刷新

 米フェイスブックはチャットアプリのワッツアップ、メッセンジャーといった主力ソーシャル・ネットワーク(SNS)を含む一部主要部門に新しい責任者を起用した。数千万のユーザーの個人情報流出が3月に発覚したことを機に同社の商品とプライバシー対応全般を幅広く見直した上で経営陣の入れ替えに踏み切った。同社の経営陣は数年間にわたり安定していたが、創業以来最大の刷新となる。

 同社は、ビットコインなど仮想通貨を支えるブロックチェーン(分散型デジタル台帳)の活用を探る新たな計画も発表した。ブロックチェーンを担当するチームはメッセンジャーの元責任者、デービッド・マーカス氏が統括する。

 クリス・コックス最高製品責任者(CPO)は同社アプリ全体を監督するポジションに昇進した。ウィル・キャスカート氏はフェイスブックの主力アプリの責任者になる。ニュースフィードの元トップ、アダム・モッセリ氏は写真共有アプリ「インスタグラム」の製品責任者に就任する。前任のケビン・ワイル氏はブロックチェーン部門所属となる。

 途上国のネット接続普及を目指す同社の「インターネット・ドット・オーグ」計画を率いていたクリス・ダニエルズ氏がワッツアップを統括する。(ブルームバーグ Sarah Frier)