FB、欧州議会の喚問要請に同意 データ流用問題でザッカーバーグ氏

 米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、欧州の最大270万人のデータが最終的に英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカ(CA)にどう渡ったかについて、欧州議会の喚問を受けることに同意した。

 欧州議会のタヤーニ議長は16日、フェイスブックのザッカーバーグCEO氏が来週にも欧州議会の議員と対面するよう求める同議会の要請を同氏が受け入れたことを明らかにした。議会広報によると、非公開会合になるという。

 タヤーニ議長はツイッターに「われわれの市民は完全かつ詳細な説明を受ける権利がある」と投稿。また、ザッカーバーグ氏による議会説明は「信頼回復に向けた正しい方向への一歩だ」とした。

 フェイスブックをめぐっては、最大で約8700万人のデータが、大統領選でトランプ陣営に関わったCAに流用された可能性が発覚。規制当局が個人情報保護への意識を高めようとする中、今回の問題は世界で情報データ保護のあり方を大きく変える転機をもたらすと言われている。(ブルームバーグ Stephanie Bodoni)