TPP11 岸田文雄・自民政調会長、不信任案提出の野党批判「対応いかがか」

自民党の岸田文雄政調会長(佐藤徳昭撮影)
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 自民党の岸田文雄政調会長は19日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を巡る国会運営に関して、TPPを担当する茂木敏充経済再生担当相への不信任決議案を提出した野党の対応を批判した。「重要法案を審議して結果を出すことは、与野党を通じての責任だ。野党の対応は、いかがだろうかという思いを持つ」と述べた。訪問先の札幌市で記者団の質問に答えた。

 働き方改革関連法案やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案を挙げ「国の活力にとって大変重要な法案だ」として今国会で成立を期す方針を強調した。