中国、ドローン操縦士の学校盛況 最大手DJIが運営、用途拡大で需要増 (1/2ページ)

DJIのドローン(ブルームバーグ)
DJIのドローン(ブルームバーグ)【拡大】

 小型無人機ドローンの操縦技術を学べるスクールを中国のハイテク企業が国内外に開設し、人気を集めている。空撮に加え、農薬散布や災害救助、治安維持などドローンの用途が広がる中、顧客サービスの一環として人材育成を担う。個人の愛好家から警察官まで受講者はさまざまで、在校・卒業生は3月時点で1万3000人を突破した。

 スクールを運営するのは、「中国のシリコンバレー」と呼ばれる広東省深セン市にあるドローンの最大手DJIだ。「中国にはドローン規制に関する法律や統一試験はまだなく、多くが独学。安全に使いこなせる人材の養成が懸案だった」。DJIのショールームで、徐華浜副総裁は語った。

 DJIは2006年、香港科技大の大学院で無線操縦ヘリの制御技術を研究していた汪滔氏らが設立。洗練されたデザインで低価格の製品が爆発的にヒットした。中国メディアによると、17年の売上高は180億元(約3080億円)。日本や米国などにも拠点を拡大、世界の民生用ドローン市場でシェア7割を占めるまでに成長した。

続きを読む